上生菓子をもっと身近に 須賀川の“四季折々“を感じよう

まちのこと

思わず感嘆の声が漏れる美しい上生菓子を作る老舗和菓子屋

須賀川はかつて戦国大名二階堂氏が居城した須賀川城の城下町として栄えた歴史をもち、俳聖と呼ばれる“松尾芭蕉“や地元出身の画家“亜欧堂田善“など文学や芸術を通して、日本の文化と深いつながりのある地ですが、今回すかがわのおとでご紹介するのは、そんな日本の伝統や文化とともに歩んできた“上生菓子“です。市内はもちろん近隣の市町村に美味しい和菓子屋さんはたくさんありますが、実は上生菓子を常時販売しているお店は希少なんです。

およそ10種類の上生菓子が216円(税込)で手に入る

「上生菓子をはじめ和菓子をもっと身近に。近所の子供が小遣いで買いに来られるような店にしたい」と日々手仕事に励むオーナーは、18歳で和菓子の世界に飛び込んだのだそうです。厳しい修行を経て身につけた熟練の技は、一筋の花脈、豊かな色彩など細部まで丁寧に作り込まれた上生菓子のひとつひとつに惜しみなく表現されています。型にハマったことはしたくない、と職人歴20年目を迎えてもなお自由な雰囲気が魅力的なオーナーの趣味は神社仏閣巡りや音楽で、愛する日本の伝統や文化に積極的に触れることでインスピレーションをもらっているという努力家です。

上生菓子は“季節の訪れ“を教えてくれるもの

「店の上生で季節の訪れを感じてほしい」と話すオーナーの言葉通り、上生菓子は日本に四季があるからこそ生まれました。上生菓子は幅広い年代の来店客に求められていますが、デザインやカラフルな配色が子どもたちにも支持を得ているのだそうです。手が動くうちは作り続けたい、とオーナーが情熱を傾けるのは、毎年須賀川に訪れる季節や地域行事の素晴らしさを伝えていきたいという思いを人一倍強く持っているからなんです。見事な装飾を眺めて楽しんだら、和菓子切りを側面からすっと滑らせて練り切り餡の滑らかな感触を確かめてみてください。そっと口に含めば、優しい甘みと風味に自然と頬が緩んでしまうはずですよ。

“季節のご挨拶“に使える 箱詰めはいくつからでもOK!

店頭で箱詰めをお願いすれば、気品が感じられる手土産や贈り物になります。オーナーとの相談によりますが、誕生日や記念日、お祝い事に適したオリジナルデザインの上生菓子も特注可能なので、たまには定番の洋菓子から離れて、和菓子を囲んで時を過ごしてみるのも良いのではないでしょうか。「今日は上生菓子が食べたい気分だな」なんて言葉が日常になったら、なんだか素敵な生活を送れそうですよね。写真の薄紅色の可愛らしい上生菓子は須賀川市の代表花“牡丹“です。こんな風に視覚や味覚で須賀川を感じられることの尊さを改めて実感できる一品です。

玉木屋本舗
住所:須賀川市大町302
営業時間:平日8:30~19:00 土日祝8:3018:00
(品物が無くなり次第終了することがあります)
定休日:火曜日(臨時休業有り)
TEL:0248-73-2393


すかがわのおととは、
そこを覗けば、須賀川のちょっと嬉しい発見がある。
思わずまちなかにお出かけしたくなる情報メディア。

ピックアップ記事

関連記事一覧