須賀川市立博物館「雛人形展」とイベント「雛の笑顔に会えるまち」
須賀川市立博物館の人気冬季企画展と雛祭りイベントが同時開催!
例年開催を待ち望むファンが多い須賀川市立博物館の冬季企画展「雛人形展」。令和4年度は「御人形と装いの美」と題して、かつて宿場町として栄えた須賀川市の商家を中心に寄贈された年代物の内裏雛や段飾り雛、装束や小物など約300点を展示しています。会期中に着物で来館された方にはオリジナルの「文香」をプレゼント。和装の美しさに香りを加えて、須賀川のまちを歩いてみるのも◎。
第1展示室「時代を越える女性たちの思い」
須賀川の女性たちが実際に身に付けた江戸時代から昭和時代までの「婚礼衣装」や装飾品、化粧道具、銅製柄鏡や鏡台など門出を祝う「婚礼道具」をメインに展示。色合いや伝統的な文様に込められた女性の幸せへの祈りや時代とともに変容してきた日本人の美の歴史を感じとることができます。文化、風習、時代背景と今季のテーマ「装い」が密接に関わっていることをうかがい知ることもでき、未婚か既婚かの見分け方など現代と比較するのも面白いです。
第2展示室「御人形と装いの美」
奥の展示室は各年代の雛人形や雛段飾りを眺めて過ごせるエリア。毎年お目にかかれる御人形が異なるのが新鮮です。写真撮影が可能なエリアなので愛らしいお雛様と一緒に思い出の一枚をどうぞ。江戸時代中期頃に考案された豪華絢爛な「古今雛（こきんびな）」は装飾の美しさや大きさに注目。今季企画展に展示されているのは体長30㎝以上もあり、現代のコンパクトな雛人形との違いが実感できるはず。
[令和4年度 冬季企画展 雛人形展 御人形と装いの美」
<開催期間>
令和5年2月7日（火）～3月5日（日）
<開館時間>
9：00～17：00（入館受付は16：30まで）
<定休日>
毎週月曜日、2/24（金）
<料金>
大人：200円（150円）（大学生・高校生100円（70円））
※（）は20名以上の団体料金
※中学生以下・65歳以上は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・指定難病医療費受給者証
をお持ちの方と介助者1名は無料
<場所>
須賀川市立博物館（須賀川市池上町6）
TEL：0248-75-3239
「つるし雛飾り」と「すかがわ商店街 雛の笑顔に会えるまち」
江戸時代に一般家庭では「高級品」とされていた雛人形の代わりに作られるようになった「つるし雛」。女の子の幸せを願う心を込めて縁起物がモチーフになっていることが多く、「花のように可愛らしく」「元気に育ちますように」「邪気払い」「食に困らない」「開運に恵まれる」など様々な意味があります。恒例イベント「雛の笑顔に会えるまち」は年々盛況で、須賀川商工会議所女性会が中心となって制作や展示に励んでいる「つるし雛」は、飲食店や小売店でサービスを受けながら鑑賞することができます。各々の商店が受け継いできた年代物の雛人形や段飾り雛も合わせて眺めてみて。
第19回すかがわ商店街「雛の笑顔に会えるまち」
<開催期間>
令和5年2月17日（金）～3月3日（金）
※抽選で商品券が当たるスタンプラリーにも参加してみてくださいね!
主催：須賀川商工会議所「雛の笑顔に会えるまち」実行委員会
須賀川商工会議所 公式HPはこちら
「雛の笑顔に会えるまち」一部参加店のランチをご紹介!
代々大切に受け継いできた明治から昭和時代の雛飾りで毎年店先を彩ってきた「井桁屋本舗」では、イベント期間限定で「ひなランチ」を提供。「薄茶麺」「そばそうめん」の華やかな市松模様がステキ。乾麺製造専門店ならではの味わいをお雛様を眺めながら楽しんで。
井桁屋本舗
ひなランチ（コーヒー、上生菓子、お土産付き）
1,800円
TEL：0248-75-3622
ホテルの食事をおうちで楽しめる「OHAKO～お弁当～」シリーズを展開する「オールデイダイニングKAI」では、テイクアウト限定で2段仕様の「ひなちらし」を用意。色鮮やかな和ちらしと前菜の盛り合わせがお祝いの席にぴったりです。おうちで「雛祭りパーティー」をする予定の方にもオススメ! 「ひなちらし」はご入用の2日前までにご予約を。イベント期間中は店内飲食限定で「ひな膳」も提供しています。
オールデイダイニングKAI（ホテル虎屋1F）
空（ひなちらし）
1,620円
ひな膳
1,650円
（ドリンク＆プチデザート付きは1,980円）
TEL：0248-76-1121
2か月毎に内容が変わる人気の平日限定ランチは一連の雛祭りイベントにちなんだ「ひなランチ」を3月末まで提供。春の訪れをいち早く知らせる旬の食材が詰まった花籠はお内裏様とお雛様をイメージしているそう。煌びやかな段飾り雛と女将さんお手製のつるし雛は圧巻。
割烹 万松
2・3月平日限定
ひなランチ（コーヒー、自家製アイス付き）
1,980円
TEL：0248-73-2394
すかがわのおととは、
そこを覗けば、須賀川のちょっと嬉しい発見がある。
思わずまちなかにお出かけしたくなる情報メディア。
