tetteチャレンジショップ⑨
どこか毒っぽく、でも愛らしい。唯一無二の猫の世界
市民交流センターtette1階には、3つのボックス状のコンテナハウスと、向かい合う飲食店スペースがあります。こちらは「将来自分のお店を持ちたい」「須賀川市内で開業したい」という意欲を持った方が、独立や創業に向けて大勢の人が集まる公共空間であるtetteを利用し、学びながら店舗営業経験を積める「チャレンジショップ」です。
2019年のtette開館時からスタートした事業で、現在までに13店舗の方が期間限定営業をし、その後ご自身で創業されています。
今回は2026年4月からオープンした「こばち」さんをご紹介します。

やっぱり、猫が好き
幼少期から絵を描くのが好きだったというこばちさん。趣味としてずっと絵を描き続けていたこばちさんは数年前、同世代クリエイターとの出会いが刺激となり、自分の描いてきた世界をもっと多くの人に届けてみようと活動を始めました。
須賀川市や郡山市で個展の開催しながら、どこか毒っぽく、でも愛らしいタッチの絵を届けてきました。

こばちさんが主に描くのは「猫」
猫が大好きで、小さい頃から常に猫がいる暮らしを送ってきたこばちさんは、絵を描くにあたっても自然と猫を描くようになったんだとか。
可愛すぎない、シュールで目つきの悪い、でも癖になる猫がこばちさんの描く猫の特長です。
ペンで描かれる猫たちは色使いも特徴的で、まさにこばちワールド!
そんなイラストは絵はがきやステッカーなどのグッズとしても販売しています。
その中でも一際目を引いたのがマッチとライター!
こばちさんのちょっとレトロな画風の世界観が非常にマッチした一品です。

須賀川らしい、新しい世界
チャレンジショップでの営業をスタートしたこばちさん。今後は自身の世界の猫たちが須賀川のまちに出かけたら?というテーマの作品を描いていきたいのだそう。

また銅版画にもかなり興味があり、今後は銅版画の作品制作も始めていく予定なんだとか!須賀川といえば、銅版画家として知られる亜欧堂田善の出生地でもあります。数百年の時を経て、須賀川で銅版画作品が生み出されるのはなんだかロマンがありますね。
取材に訪れた日は突発的なイベント「真夏の悪意」を開催中でした。
こちらはこばちさんが“悪意を持って”似顔絵を描いてくれるというもの。また以前には、依頼主のお尻を“想像”で描く「似尻絵」を開催していたことも。自身の絵のタッチとユーモアが絶妙に合わさりあう、まさに“こばちワールド”です。

小さな額の中に閉じ込められた、モノトーンの猫たちが作り出す物語。
みなさんもぜひ覗いてみてくださいね。
こばち
住所:須賀川市中町4-1 市民交流センター1階
営業時間:12:00~18:00
定休日:不定休
詳しい営業時間は Instagram をご確認ください。
すかがわのおととは、
そこを覗けば、須賀川のちょっと嬉しい発見がある。
思わずまちなかにお出かけしたくなる情報メディア。

