秋から始める新習慣 “プランター野菜“がオススメ!

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初めてでも挑戦できる「室内栽培」の魅力

野菜や花を育てるならば、暖かい季節だという漠然としたイメージがありますが、実は9月から10月は種まきに最適な季節です。植物を育てる上で苦手とする方も多い「害虫問題」ですが、秋は比較的植物に害虫が付きにくく、秋植えが可能な野菜は寒さに強く丈夫です。品種によっては、室内でプランター栽培や水耕栽培ができ、短期間で収穫につながるので初心者でも「育てる楽しさ」と「収穫の嬉しさ」を実感しやすいのがポイントです。今回、すかがわのおとは須賀川市馬町にある創業124年の老舗種苗店にお邪魔して、秋から始める室内栽培に適したオススメの品種や上手に育てるコツを伺いました!

 室内栽培で育てられる品種は多彩! 「土」は植物の

野菜の種苗をメインに扱う店内は、さすがは特約店ならでは珍しい品揃えが魅力的。家庭菜園から農家の方まで幅広い利用者に手入れの方法を丁寧にレクチャーしてくれる心強い存在ですこの時期、室内栽培にオススメなのは、ハーブ類ならイタリアンパセリやバジル、葉物類は冷涼な気候を好むリーフレタス、バルコニー栽培に適したガーデンレタス、ルッコラなどが食べる分だけの栽培が可能で便利。ラディッシュ(二十日大根)や人参なども品種によって挑戦しやすいそうです。種選びも大切ですが、実は見落としがちなのが「土」。良い種でも土の質が低ければ、発芽後に苗がうまく育たない、ということがよくあるのだそう。経験が浅いからこそ、追肥(種まき後に与える肥料)が必要な場合やそのタイミングは戸惑うもの。多少値が張っても、土台作りにはしっかりと良質な培養土を購入するのがベストです。育てたい品種、土選びはもちろん気軽に相談に乗ってもらえますよ!

この秋は「摘みたて野菜」を彩り豊かなサラダにしたい!

すかがわのおとは「ガーデンレタス」と「ヘルシーグリーン」の室内栽培に挑戦します。「ガーデンレタス」はいわゆるベビーリーフのことで「ヘルシーグリーン」は水耕栽培で育てられるかいわれ大根です。ガーデンレタスのプランターの深さは15㎝から25㎝ほどあればOKで、発芽後は窓辺に置いて日光浴させながら育てます。ヘルシーグリーンは水を含ませたスポンジに種を巻き、暗い場所にそっと置いておくだけ。発芽から1週間ほどで背丈が伸びたら、直射日光を避けて日を当てます。緑色になったら収穫です。どちらも手順は難しくないので準備さえ整えば、種まきは30分程度で完了です。うまく育てば次の季節に向けて知識を増やし、もっと本格的な家庭菜園への第一歩を踏み出せそう。自分の手で作る“実りの秋“も良いものですよね。

(株)会津屋種苗店
(タキイ、サカタのタネ特約店)
住所:須賀川市馬町92
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜日、月曜日
※種苗の時期(5、8月)は定休日でも営業する場合があります。
TEL:0248-73-3047


すかがわのおととは、
そこを覗けば、須賀川のちょっと嬉しい発見がある。
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