噂のバナナボートって何? 須賀川銘菓店の隠れた人気商品

まちのこと

JR須賀川駅から徒歩1分の銘菓店で手に入る“洋スイーツ“に注目

甘い香り漂う円盤状の生地にあんこがお似合いの“和スイーツ“が看板商品の店は、洋菓子職人の経験を積んだ4代目の名物社長が次々に生み出す斬新な“和“と“洋“のコラボ商品が面白いと近年メディアの注目を集めているんです。数々の心惹かれる商品の中で、今回「すかがわのおと」がご紹介するのは、“気取らないシンプルさ“が際立つ「バナナボート」です。プレーンの生クリーム(150円/税込)とチョコクリーム(180円/税込)は定番のひとつでおやつにぴったりなスイーツなんです!

“バナナボート“ストーリー 「自分の店からは無くさない」社長の想い

かつて主力商品であるどら焼きに加えて数種類の洋菓子を常時販売していた時期がありました。和も洋も美味しいものを作れる腕も自信もあるけれど、まずは主力商品にもっと力を注ぎたい。そんな思いから商品のラインナップを見直すことにしたそうです。厳選した末、残ったのが特に大好きな商品である“バナナボート“でした。見ての通り、派手な包装で飾り立てることはせず、昔からの姿形を崩さずに味で勝負してきた実力商品であり、社長の深い愛情が詰め込まれた逸品なんです。

“最強の相棒“バナナと生クリームとスポンジ パクっとかじりついて!

バナナボートがオムレットという呼び名ではないのには理由があります。“薄いスポンジ生地にさまざまなフルーツを包む“という意味合いのオムレットとは違い、社長が作るバナナボートにはバナナ以外のフルーツが挟まれることがないから、“バナナ“ボートなんです。丸々1本分の完熟バナナを抱き込んだ柔らかなプレーンのスポンジ生地に重たさを全く感じない純白の生クリームがしっかりと全体のまとめ役を担っており、間違いのない美味しさです。

大正10年創業 “のれんは古くどらやきは新しく“の精神

「作りたいものはまだまだある」と新商品の開発に意欲的な社長ですが、創業当時から受け継いできた製法をしっかりと守りつつ、北海道産の小豆をはじめ、小麦粉、生クリームなど使う素材の品質に一切妥協することはありません。それはどんな商品にも共通して言える“こだわり“であり、だからこそ和菓子という枠を超えて意外性のあるコラボスイーツを生み出すことができるんです。看板商品の“あんマーガリン“、テレビでも度々紹介されている“マスカルポーネ“や“生どらシリーズ“など、新しい美味しさへの挑戦を続ける須賀川を代表する銘菓店。ぜひ足を運んでみてくださいね!

庄司の大どら 庄司菓子店
住所:須賀川市岩瀬森1
営業時間:8:00~19:00
定休日:年中無休
TEL:0248-75-2465
公式HPはこちら

すかがわのおととは、
そこを覗けば、須賀川のちょっと嬉しい発見がある。
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