割烹・居酒屋の “昼“ごはん「川俣シャモの親子丼」

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福島県の地鶏「川俣シャモ」が味わえる居酒屋ランチ!

福島県ブランド認証をもつ県内産の食材はたくさんありますが、伊達郡川俣町の特産品“川俣シャモ“はご存じですか? 今回、すかがわのおとがご紹介するランチがあるお店は、歴史ある須賀川市馬町通り沿いにあり、落ち着いた雰囲気の店内で数々の創作料理が楽しめることが特徴ですが、「福島県の優秀な食材を店の顔にする」という信念をもつ食通の店主が情熱を注ぐ食材「川俣シャモ」の精肉が堪能できる市内で唯一の店として地元民の間では知られているんですよ!

阿武隈高地の豊かな自然環境で育った「川俣シャモ」に魅せられて

店で川俣シャモを扱い始めたのは10年以上も前なんだそうです。当時は地鶏ブランドとして今ほどの知名度はありませんでしたが、優れた肉質と味わいに着目した店主が、実際に川俣町まで視察に行き、徹底された管理下でのびやかに飼育されているシャモに感銘を受けたのだそう。誇り高きブランドを守る要となっているのが、厳しく設けられている飼育条件です。指定された養鶏所で育ち、規定の餌を与えられた鶏だけが「川俣シャモ」というブランドを背負うことができます。元は生粋の“闘鶏用“の品種である軍鶏(シャモ)を食肉用に改良を重ねて、高い品質を保ち続けています。今では名実ともに福島県を代表する地鶏ブランドとして地位を確立し、国の天然記念物にも指定されているんです。

昼も夜も店の人気メニュー!「川俣シャモの親子丼」900円(税込)

ランチでもディナーでも貴重な川俣シャモが食べられると評判を博している“親子丼“は、ランチ時には小鉢やサラダ、みそ汁などがついたお得なセットとして提供されています。パワーがもらえそうな濃いオレンジ色の赤卵はトロッと半熟感が残り、脂控えめのシャモと上品な出汁をふんわりと包み込んでいます。丼物のもう一つの主役である“米“は須賀川市産で、味わいや品質は店主の“折り紙付き“です。

“プリプリ“のシャモの食感と甘みのある白米のハーモニー!

川俣シャモの特徴である“きゅっと引き締まった弾力のある肉質“は噛みしめる度に旨味が溢れ出し、喉を通り過ぎてもなお口の中に余韻が残るほどの深いコクがあります。それが店主が惚れ込んだ川俣シャモの魅力。ホカホカのごはんと適度に絡ませて口に含めば、豊かな味わいが楽しめます。

シャモだけが売りじゃない! 店主がオススメする食材

店主が厳選している旬の魚介類は、川俣シャモと並んで注目したい食材です。常時5種類のランチメニューが揃う中で、新鮮な刺身が味わえる定食や丼物があるので気になる方は要チェックですよ。「食材は大事。少し手間をかけるだけで必ず美味しくなる」と語る店主は、定期的に自身の五感を駆使してシビアな目で食材の品質を見定めています。だからこそ来店客の満足度が高いんです。一度訪ねてみれば、きっと福島県の食材の素晴らしさを改めて実感できるはず。「須賀川の美味しい店、教えて!」と問われたら、迷わず名前を挙げたいお店です。

居楽屋 SYUZEN あかし
「シャモの親子丼」900円(税込)
※ランチ営業は水曜、日曜、祝日以外
住所:須賀川市馬町55
営業時間:昼1130~1400 夜17:00~23:00
定休日:水曜
TEL:0248-73-2737


すかがわのおととは、
そこを覗けば、須賀川のちょっと嬉しい発見がある。
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