内藤酒店
個性が光る銘柄が揃うまちなかの人気酒販店
地域貢献をモットーに業務用酒類卸、店舗販売を行う須賀川市東町の「有限会社 内藤酒店」は、全国各地の蔵元から集めた選りすぐりの日本酒、果実酒、焼酎などをはじめ、ノンアルコール飲料まで数多の商品を取り揃えています。普段のリラックスタイムやお酒の席を明るく盛り上げてくれるお酒を求めて、足しげく通う方が多いお店です。（この記事は2023.07.31にリライトしました）
自分でお酒を選ぶ楽しさが倍増するレイアウト
「内藤酒店」ではジャンル別に並んだ商品の中から、ピンときたものを手に取ってもらいやすいように売り場の拡張を行い、常日頃から見やすい陳列にこだわりを持っています。気になる商品は試飲することが可能で、季節の贈り物やお祝い品など用途に合わせたラッピングにも対応してもらえます。プライスカードとセットで置かれている可愛らしい商品ポップは、それぞれの風味や飲み方が全て手書きで書き込まれていて、ひとつひとつの商品に対する深いリスペクトを感じ取れるのが◎。ゆっくりと眺めてお酒選びの参考にするのがオススメです。
大きな転換期を迎えて「くまんばち」がパワーアップ!
福島県唯一の正規取扱店となっている果実酒「くまんばち」は、県内外から目当てに訪れる来店者が途切れない内藤酒店の定番商品です。2022年には素材選びから製造方法、パッケージデザインまで全てを見直して、完全リニューアルを果たしました。最大の魅力である圧倒的な「果肉感」と柔らかくとろけるような口当たりをそのままに、保存料や着色料を極力使わず素材本来の自然な味わいを大切に作られています。店頭には全11種類の豊富なフレーバーが勢揃い。「トマト」や「グアバ」などヘルシーな野菜系や美容効果も期待できるトロピカルフルーツ系も加わり、濃厚な果実感を堪能できるノンアルコールシリーズも充実しています。
店奥には福島県の酒だけを集めたエリアも設置
普段から好んで飲んでいる方も多い地元の日本酒を並べた商品棚もじっくり眺めてみるのがオススメです。美味しい米と水に恵まれた福島県は、全国的にみてもトップクラスの酒蔵が集中する地域。酒造りの歴史と確かな実力を誇る会津地方や名実ともに優れた酒蔵が集中する中通りの人気銘柄を中心に、なかなかお目にかかれない希少な銘柄との出合いがあるかも。
築110年以上の古蔵を改装した「ワイン蔵」がイチオシ!
お店のバックヤードとして使用してきた敷地内の土蔵をリノベーションして、内藤酒店の新たな魅力発信基地となった「ワイン蔵」は、希望すれば誰でも立ち入ることができます。時の流れが刻まれた重厚な空間には、全100種類以上の海外ワイン、日本ワインが貯蔵されています。好みや要望に沿う最適なワインをオススメしたいと思い立ち、専務取締役である内藤さんが自らソムリエの資格を取得。取り扱っているほぼ全ての銘柄をテイスティングして、その飲み口や特徴を把握し、ワインに対する理解度を深めているのだとか。東日本大震災によって少なからず被害を受けた箇所はあったものの、元の蔵造りを出来る限り活かした歴史ある建造物としても貴重です。
白、赤、ロゼといった多彩な「日本ワイン」の美味しさを広めたい
その土地の気候や風土、生産者の愛情を受けて育てられた国産ぶどう100%で作られる「日本ワイン」は上品で繊細な風味、フルーティーな飲みやすさで世界的にも高い評価を受けています。ぶどうの生産者やワイナリーの努力で磨かれてきた「日本ワイン」の美味しさを積極的に広めていきたいと考える「内藤酒店」では、代表的な産地である山梨県、長野県、北海道の銘柄を中心に、福島県の地ワインも取り扱い中。
誰もが自由に「お酒」を楽しめる時代に対応したい
「飲みたい」「飲めない」「飲める」「飲まない」とお酒に関わる選択肢やイメージが多様化する今だからこそ、内藤酒店では誰もが同じように「お酒」を楽しめるサービスを提供したいと、年末年始を除き年中無休で店頭販売を行っています。「ただお酒を売るだけでなく、時代の変化を受け入れながら良酒を生み出す努力を重ねている数々の蔵元や作り手たちの想いも、酒販店として一緒に届けていけたらいい」と話す内藤さんも、作り手と飲み手を繋ぐ”担い手”として地元から酒販業界を盛り上げていこうと日々チャレンジ精神を忘れません。エネルギーにあふれたまちなかの人気店にぜひ足を運んで、お気に入りのお酒を見つけてみてくださいね。
内藤酒店
住所：須賀川市東町30
営業時間：9：00～19：00
定休日：日曜日 ※日曜日は店舗のみ営業（10：00～17：00）
TEL:0248-73-3004
公式HPはこちら
Instagramはこちら
すかがわのおととは、
そこを覗けば、須賀川のちょっと嬉しい発見がある。
思わずまちなかにお出かけしたくなる情報メディア。
