秋冬ドリンク特集! 老舗の茶処が選ぶ“特別”な茶葉とは?

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 冬に愉しむ日本の味 “今“こそおいしい「緑茶」をいただこう

寒さも本番を迎えたこの季節。体を芯から温めてくれるものが欲しくなりますよね。最近はティーパック入りや顆粒インスタントなど種類が多彩で、手軽に楽しむことができるようになった「緑茶」ですが、収穫や加工の時期を知ったうえで“きちんと”淹れると、さらに美味しくいただけるんですよ。今回は、まちなかの歴史あるお茶屋さんにお邪魔して、日本人の心と体を癒してきた「緑茶」の魅力を伺いました。

お店スタッフのいち押しは「秋もみ茶」と「農林水産大臣賞受賞茶」

「寒熟 秋もみ茶」は、春先にとれた茶葉を夏から秋にかけて熟成させて、香りのある新茶とはひと味違った “深み” が特徴の茶葉です。生産地は静岡県の掛川市で、秋の気候が春先と似ているという環境が「秋もみ茶」の豊かな味わいを生んでいるのだそうです。また今の時期におすすめなのが「農林水産大臣賞」を受賞したという記念茶。静岡県産の茶葉は信頼のおける問屋から仕入れており、ふくよかな風味が印象的なんです。お値段は一袋1,400円(税別)と相場より少しお高めですが、飲んでみるとその違いは歴然。柔らかな口当たりが、身も心もほっと温めてくれます。

秋冬限定 寒熟 秋もみ茶(100g) 1,296円(税別)
農林水産大臣賞受賞記念茶(80g) 1,400円(税別)

緑茶の風味がもっと好きになる おいしい淹れ方の“いろは”とは?

良質な茶葉を手に入れたら、気になるのが「味わい方」ですよね。緑茶をよりおいしくいただくための基本的な “淹れ方” をアドバイスしていただきました。まず押さえるべきポイントは「カンカンに沸騰したお湯は使わない」ということです。その理由は、熱湯は茶葉の渋みを際立たせてしまうから。茶葉の種類によっても異なりますが、お湯の温度は70~80度を目安にするのが一般的です。沸かしすぎたと思ったら、一度湯呑みなどに移して“湯冷まし”をしてから使います。このひと手間がおいしい緑茶への最初のステップ。好みはありますが、茶葉は少し多めがおすすめ。「茶さじに中盛りで一杯程度」を基準にすると、茶葉それぞれの風味をしっかり愉しむことができます。この2種類の茶葉は店頭でしか購入できない貴重なものなので、ぜひこの機会に店頭へ足を運んで、“あったかい日本の冬”を堪能してみてください。

茶処 八木屋園
住所:須賀川市宮先町42
営業時間:9:00~19:00
定休日:第3日曜日
TEL:0248-73-2237


すかがわのおととは、
そこを覗けば、須賀川のちょっと嬉しい発見がある。
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