須賀川で買える! 中通りの「実力派酒蔵」女性におすすめの地酒
地元の水と米でつくる中通りの「地酒」注目の銘柄は?
暖冬と言われつつも寒さが身に染みるこの時期は「新酒」が出始める日本酒のシーズンでもあります。澄んだ水と良質な米が揃う中通り地方は、実は “酒造り “に適した地域。ここ数年で全国的にも高い評価を受ける酒蔵が増え、今まさに日本酒シーンを牽引していると言っても過言ではありません。今回のすかがわのおとは、須賀川市北町にある老舗商店にお邪魔して「地元の水と米でつくった酒が、地元の人に一番合う」と地酒&地元愛を語る店主とともに、 “日本酒ビギナー “が愉しめるおすすめの地酒をご紹介します。
“食中酒” としても愉しめる 「特別純米 廣戸川」に魅せられて
天栄村にある酒蔵「松崎酒造」の「特別純米 廣戸川」は、毎年開催される全国新酒鑑評会でも “8年連続で金賞受賞” という文句なしの評判と実力を誇る銘柄です。その中でも「特別純米」は香りが穏やかでクセがなく、日本酒初心者や女性が飲みやすい日本酒です。酒自体の主張が強くないので、食中酒として食事と一緒に頂けるのも、この特別純米の特徴。蔵のスタンダード酒として通年で手に入るので、燗酒にしたり冷酒のままで、と献立や季節の食材に合わせて愉しみ方を工夫できるのも魅力です。
特別純米 廣戸川(ひろとがわ)
四合瓶 1,375円(税込) 一升瓶 2,750円(税込)
新酒の時期が一番おいしい! 老舗酒蔵の “にごり酒” と ”生酒”
新酒が出る時期ならではの“季節商品“で注目すべきは、古殿町で200年以上続く「豊国酒造」の「一歩己 うすにごり」です。あえて “おり” を残して絞られている「にごり酒」ですが、店主おすすめの飲み方は、まずはクリアな上澄みから一口。次に上澄みとにごりをゆっくりと混ぜ合わせて二口目。最後は底にたまった濃いにごりを、という3段階に分ける方法。「一歩己 うすにごり」は、にごり酒の中でもフルーティーな味わいだと評判です。天栄村の老舗「寿々乃井酒造」の「寿月 特別純米酒 自然流 無濾過生酒」は火入れをせず、フレッシュな味わいを愉しむ「生酒」。新酒のこの時期にしか飲めない日本酒です。主軸銘柄の「寿月」をベースに無濾過で瓶詰めした生酒は、優しい口当たりとほのかな香りが特徴。数量限定のため、気になる方は早めのチェックが必須です。水と米に恵まれた「中通りブランド」の地酒を日常のラインナップとして取り入れて、ぜひ福島の豊かさを感じてみてくださいね。
一歩己(いぶき)うすにごり【豊国酒造】
四合瓶 1,415円(税込) 一升瓶 2,930円(税込)
寿月(じゅげつ)特別純米酒 自然流 無濾過生酒【寿々乃井酒造】
四合瓶 1,505円(税込) 一升瓶 2,610円(税込)
末原屋(すえばらや)
住所:須賀川市北町48
営業時間:9:00~19:00
定休日:年始
TEL:0248-73-2686
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すかがわのおととは、
そこを覗けば、須賀川のちょっと嬉しい発見がある。
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